- ブリーデン TR "PE special" Houri-Island93
- 好みの分かれる中弾性
- メタルマルの注意点を挙げる!
- メタルマルは高いのでパクリ品に手を出した日
- スーパーライトショアジギングを始めてみる!
おはこんばんちは☆
蟹取県です☆
ブリーデン TR "PE special" Houri-Island93
シーバス70cm
※houriモデルは全ガイド小口径。
【スペック】
Length:9.3
Section:2
Closed Length:144cm
Lure Wt.(Max):1.5~20g
Line:PE0.3~0.6号
Rod Wt.(g):132
発売から年月を過ぎた TR "PE special" Houri-Island93。
古い機種ながらもそのロッド性能は癖になる仕上がり、個人的にです。
元々、大型メバルを引っぺがしブチ抜き仕様のロッド、が何時しかその幅広いルアーウェイトキャパからライトゲーム全般に使えるマルチロッドとしてスーパーライトショアジギングカテゴリー登場と共に堂々たるポジションを確保してきました。
リール、ラインはシマノ2500HGSにPE0.4号、0.6号、リーダーは2.25号、3号を使ってきたので今更ですがインプレします。
使用年数は忘れたぐらい長いです<(_ _)>
まずは、ブリーデンの説明☟
85PEspecialと93PEspecial、この二本のロッドはライトゲームの世界を変えてくれる。
いや、「広げてくれる」と言い換えたほうがより正しいかもしれない。
私が開発当初PEスペシャルに求めたモノは、それまでに何度となく泣かされてきたウィード密集エリアや巨大テトラ、また足場の高い堤防などから大型メバルを強引に引きずり出し、躊躇なく豪快に抜き上げるというものだった。そしてそのために必要な性質は、剛竿と言えど2g前後のマイクロリグをストレスなく操れ、大型メバルの繊細なバイトを逃がすことなく感知し、パワーはあれども弾かないという二面性、二極性の両立だ。そしてブリーデンという類い稀なロッドメーカーは私の要求に見事に応えてくれたわけだが、ほぼ同時期に開発を進めていたMetalmaruがこの竿に隠されたもう一つの能力を最大限に引き出してくれた。それは本来の意味での「ライトショアジギング」だ。青物一辺倒だったそれまでのショアジギングとは違い、海岸線に住む様々なターゲットに対し、これまでのメバリングをはじめとしたライトゲームの範疇を完全に超える「飛距離」を、ライトゲームならではの「繊細」と共に私の手に届けてくれた。
昨今様々なストレスが高まり続けているライトゲームフィールドにおいて、PEspecialはまさにスペシャルな活躍を見せてくれる。アングラーの密集するこれまでのフィールドを離れ、海岸線全てが主戦場になる新生ライトゲームの幕を開けてくれたのだ。
TR93で使っているルアー
僕が使用しているルアーはジグ単1g~メタルマル19g、メタルジグ18gまで。
餌木は2.5号。
自身、秋のアオリイカしかしないのでこれぐらいまで。
とにかく釣り場であらゆる釣りに対応できるのが魅力。
テキサスリグにワームを付けて根魚を釣ったりもします。
メーカーの謳い文句なりにメタルマル19gはロングキャストできますがキャスト時にかなりバットに入ってくると言った感じ。
なのでPE0.4号以下となるとフルキャストはちょっと怖いです(;^ω^)僕は。
ジグ単1gですがPE0.4号でそれなりに投げられます。
が、アジングをあまりしない自分にとっては必要性あまりないかな?
狙える魚種
狙える魚種は地域によって様々なのですがTR93を使って釣った魚は以下の通り
- キス
- アジ
- カサゴ
- アコウ
- イイダコ
- サゴシ
- ツバス
- アカビラ
- シーバス
- マゴチ
- ヒラメ
- コイ
- ボラなど
チョイ投げエサ釣りに使ってキス釣りをしたり、虫ヘッドに岩ガニを付けて落とし込みもしたりします。
チョイ投げと言っても細PEラインなのでぶっ飛びます。
サーフでのライトゲームの出番が多いように感じます。
キス釣りの合間にスーパーライトショアジギングはもちろん細仕掛けでも大型が取れる土俵でのライトゲーム、弓なりに曲がるTR93スペシャルはアカビラ、サゴシ相手でもキュンキュンためられるので周りのギャラリーの視線も熱い(笑)
好みの分かれる中弾性
TR93のバット部はちょっとしたシーバスロッドのようでティップもショートライトゲームロッドと比べたら繊細ではない。
PE0.4を使ってペンデュラムキャストに慣れている人ならジグ単1gもそこそこ飛ばせると思いますが強風時は厳しいです。
9.3フィートというロングレングスも「長過ぎる」と感じる人もいるかもしれません。
ジグ単専門でアジングやメバリングする人なら専用のショートロッドを買った方が得策です(笑)
良く曲がってバットが強い
好みが分かれるのが「ロッドの調子」
パリパリの高弾性ロッドを好む人は向かないかもしれません。
掛けたら曲がる、曲がった後ぐいぐい寄せられる。
しなやかで鞭のような?感じですが決してダルダルではない、ルアーも振り切れる。
だけどこの胴調子が重要だと思う。
やはり、細いPEラインを使って魚を取り込むのならばロッドの反発はスローであるべきだと思います。
そして細PEで飛距離も出したい。
このクラスのロッドでハリを求めるなら「ブルーカレントナノ オールレンジ93」ですね。
後にオールラウンドロッドの座を持ってかれた類似コンセプトロッドです。
その他非常に似たようなスペックのロッドも存在します。
グリップはライトゲームロッド主流のセパレートグリップではないのでどうしてもゴツイ印象です。
好みが分かれるかもです( ´∀` )
それと、houriはガイドがめちゃちっちゃいので老眼の人は気を付けてください!
(ガイドの小ささが飛距離とシャープな振り抜けを可能としている。見た目もシャープ)
1本で色々釣りたい人向けな曲がるロッド。
カーボン率100%から作り出される筋肉質でバネのようなロッド。
ホントバネっバネ!
バネ感が凄い!半端ない!
あれ、どっかで聞いたフレーズだわW
最新技術!中弾性カーボン最強ロッド( ´∀` )
TR93PEスペシャル、設計は古いがすでに最新技術を先駆してるんじゃないのかな?なんて( ´∀` )
長年後継機出さないのもうなずける。
簡単にザックリインプレですが、用は【属性を持たない釣りを楽しむため】のロッドなんじゃないでしょうか?
1本である程度ターゲット幅を広げられる。
専用ロッド揃えたい人と1本で数魚種カバーしたい人と2極化すると思います。
TR93PEは○○専用ロッドとして使うのは勿体なさ過ぎです!
以上<(_ _)>
古き良きロッドの話でした。
コアなアングラーはいかが?
メタルマルの注意点を挙げる!
メタルマルは高いのでパクリ品に手を出した日
スーパーライトショアジギングを始めてみる!