東郷湖のシラウオすくい
アロハ~鳥取のハワイだで~❤
おはこんばんちは☆蟹取県です☆
メディアから姿を消した「トリンドルちゃん」はモデルとして元気に活躍されているようです( ´∀` )
釣りに行けないこの時期はストレスが溜まります(゚Д゚;)
気分転換にシラウオすくいでも行ってみようかと思います。
そこで、
今回は鳥取県東伯郡湯梨浜町、東郷湖のシラウオすくいについてまとめてみました。
水辺でタモ網をもっている人が波打ち際で何やら採取している風景を見かけると思います。
春の訪れを感じますね!シラウオすくいの季節です。
シーズンになると地元の旅館や料理屋さんでも美味しく食べることができます。
東郷湖のシラウオ。漁業権いるの?いらないの?
まず、不安要素は取り除いておきましょう。県外からも来られる方もおられます。一般の方は中々漁業権って分かりにくいと思います。県によって地域、場所によって違いますし、地元ではグレーゾーンだとか曖昧なところもあります。
なにも知らずに採取してペナルティをもらったら、後味が悪いですからね!
鳥取県ホームページより
千代川、天神川、日野川の各水系と湖山池、東郷池で次の水産動植物をとるには、各漁業協同組合が発行する遊漁承認証が必要です
(東郷池で地元の町民が釣などをするときは除く。)また、県内のすべての河川、池等で、県の規則により採捕禁止方法、採捕禁止区域、採捕禁止サイズ等が定められています。
遊漁承認証が必要な水産動植物
コイ、フナ、ウナギ、ワカサギ、エビ、
シラウオ、ボラ(東郷池のみ)、スズキ(東郷池のみ)
これらを岸から釣り竿で釣り上げることはOKです。
「東郷池で地元の町民が釣りなどをするときは除く。」と、ありますが
町民、県外者でも陸からタモ網で採る行為については
遊漁承認証は必要ない
とのこと。
町民、県外者問わず採捕してよいのですね。
投網はダメです。柄のついたものです
注意して頂きたいのがシラウオの遊漁期間です。
採捕禁止期間及び遊漁規制
しらうお(東郷湖)5月1日から10月31日まで
採捕してはいけないということですね。
サイトには「ゴールデンウィークまで楽しめる」と書いた記事がありますが、厳密にいえば5月1日以降のゴールデンウィークは
採捕禁止期間及び遊漁規制期間とかぶることがあります。(東郷湖の場合)
気をつけましょう。
シラウオの季節になると地元の釣り情報にも掲載されます。
東郷湖湖漁業協同組合
http://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1015147/1tenjin.pdf
ちなみに東郷湖のシジミを採ったら密漁になりますので採らないようにしてください。
シラウオとは
硬骨魚綱サケ目キュウリウオ科に属する海水魚。北海道の網走(あばしり)湖から岡山県にかけての太平洋側と熊本県にかけての日本海側、樺太(からふと)(サハリン)、沿海州から朝鮮半島東岸までに分布する。全長10センチメートル余りの細身な小魚。体は生きているときは透明であるが、死後は白色になる。イワシのシラス幼生に似た特徴をもち、幼形で成熟する珍しい魚である。
一見何かの魚の幼魚のようだが、これで立派な大人なのです。
ちなみに「シラウオ」と「シロウオ」は別物です。ややこしいですが。
シラウオすくい。期間と道具。
採れる期間
2月から4月ごろといわれているが定かではない。
年によって早く採れ始めたり、遅く採れ始めたりします。地元では「桜が咲くころまで」が採れる期間と言われています。
極端に個体数が少なく不漁のままシーズンを終える年もある。
逆に良い日に当たれば、ひとすくいで10匹前後採れてしまうこともある。
シラウオすくいも自然が相手なので難しいものです。
道具
ホームセンターなどで売られているタモ網を使ってすくわれている方もおられますが、
専用のタモ網がおすすめです。獲れやすさが違います。
専用のタモ網といっても既製品を探すのは困難でしょう。
このタモ網は私が使用しているタモ網です。
直径60センチ、網目の大きさは5ミリ~7ミリです。
地元の釣具店に釣りで使われるタモの柄を改造して作られた「シラウオすくいのタモ」が売っています。
網目の大きさ、水切れの良さと大きさ、長さが専用設計されています。
かなり大きなタモですので、水圧がプラスされるとかなりの重労働です。
子供には大きすぎるかもしれません。
販売店はコチラ
津村釣具店
津村釣具店(鳥取県東伯郡湯梨浜町大字松崎) - Yahoo!ロコ
釣具のくらもと
水辺に踏み入れてすくうこともあるので、長めの長靴、または、ウェーダーがあると便利です。
鮮度良く持ち帰るために、小さめのクーラーボックスも用意しましょう。
蓋に小型の魚投入口が付いたダイワのクールラインは使い勝手が抜群です。
レジャーでも使える8Lはコンパクトでおすすめです。
シラウオすくいのコツ
まず、東郷湖周辺を散策してみましょう。
タモ網をもった人達が集まっているところはありますか?
地元の人の情報は確実です。連絡を取り合って仲間内でシラウオすくいをします。
人の集まるところがポイントとなるわけです。
湖畔を眺め正面から風を感じ、ひざ下くらいまでの程よい白波を受ける日が良いでし
ょう。
あまりにも波気の強い日は散ってしまうので数を稼ぐのが困難になります。
慣れてくると目視することもできます。
- 水が濁っているときは透明なシラウオが泳いでいます。
- 水が澄んでいるときは白濁したシラウオが泳いでいます。
群れで泳いでいるシラウオを目視できるようになったら手当たり次第タモを入れるより確実に数を稼ぐことが出来ます。
裸眼でも見えますが、偏光グラスを使うとより見え易くなります。
安価なものでOK。
足湯付近
深い所を探るより、波立つ浅瀬にタモ網をくぐらせてみてください。
水面から生える「アシ」の茂みは探るべき
人間がタモですくう行為はシラウオをパニックにさせます。
危険を察知すると魚は本能的に物陰に隠れようとします。
さっきまで採れていたシラウオが採れなくなった、そんなときは
「アシ」の茂みにタモ網をくぐらせてみてください。
思わぬ大漁が望めるかもしれません。
結構見落としやすいポイントです。地元でシラウオすくいされている方も意外と盲点ではないでしょうか?
燕趙園横
燕趙園横、足湯横は人気スポットです。
ワンポイント!
それともう一つ、波打ち際を掬っていたとします。
その自分の周りに湖の中に入って掬っている人がいてかぶる場合はシラウオが散ってしまい、獲れなくなる可能性があります。
場所を変えたりしましょう。
タモを入れた後は一旦、場を落ち着かせることもポイントです。
ファミリーにもおすすめなポイント
長靴やウェーダーを履かなくても良いポイントもあります。
柵があるあやめ池付近はお子様連れにもおすすめです。
風向き次第なので向かい風を受けるときは是非!
- あやめ池付近
- 四つ手網付近
- 浅津公園一帯
あやめ池付近
浅津公園一帯
獲れたてのシラウオは反対側が透けて見えるほど透明で美しい魚体です!
シラウオ料理
から揚げ、かき揚げ、澄まし汁、卵とじ、刺身、三杯酢、酢味噌
いろいろな料理で美味しく食べられます。
春らしいほのかな苦味を感じられる刺身 三杯酢、酢味噌もよいですね。
子供にはから揚げ、卵とじ、かき揚げがおすすめ。
小さいながらも卵を持っていますので食べ過ぎるとコレステロール値が高くなると聞いたことがありますが本当でしょうか?
私は唐揚げ天ぷらが大好きです!ビールのあてになります!
子供たちにも大人気です。
最高に旨い!
シラウオは高級品ですよ!
東郷湖といえば鬼蜆!
東郷湖産の「黒いダイヤ」はふるさと納税のお礼の特産品でもあります。
東郷湖の夏はテナガエビすくいがおすすめです!
食べてもおいしいテナガエビ!夏の夜はコレだね!
豊洲市場でのシラウオ月別卸売り平均価格
2018年12月の豊洲市場におけるシラウオの平均卸価格は1キロ当たり1,303円。先月からは56%ほど上昇。また昨年の同じ12月と比較すると12%ほど高い。ちなみに、2013年以降の同月では2014年が1,732円で最も高い記録。
各月の過去5年間(2013年~2017年)の平均値の推移(グラフ中の破線)をみると、卸値は最も高い2月に対し最も安い11月では概ね3分の1以下。12月の卸値は2月の約3割で1年の中では3番目に安い方。次の2ケ月間は、1月が12月から約193%上昇。2月は1月とほぼ変わらず横ばいとなっている。
過去5年間の2月~4月の平均価格 kg/3,000円~4,000円
グラフは下記URLをクリック。
https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp011013999600200570/1
東郷湖 近くの橋津港では様々な魚種が狙えます!
ファミリーフィッシングにもおすすめ!